2007年9月4日火曜日

(墓59)ペルーのテレビ番組

2004年11月末、ある日のペルーのテレビ番組
*ペルーの地上波「ラテン周波数」局、「アメリカ・テレビジョン」局、「パナメリカナ・テレビジョン」局、「国営放送」局の各番組や、各局でやっていそうな番組を1局分として再構成しました
6:00 〔テレビドラマ〕メン・イン・ブラック(吹替)
「とらわれの地球人」
6:30 〔アニメ〕ポケモン【再】(吹替)
「ピカチュー大好きっ」
7:00 〔ニュース〕報道24時!
「フジモリ独占インタビューに成功か? どうなるトレド大統領? 軍幹部激白!!ほか」
8:30 〔テレビドラマ〕大草原の小さな家【再】(吹替)
「お父さんの怪我」
9:30 〔幼児バラエティー〕マリア・ピアちゃんとチモテオくん
マリアちゃんと踊ろう! スタジオから生放送だよ。
ママに愛のプレゼント、叶えて! あたいの夢
電話でデート ほか
12:00 〔音楽〕お昼のクリオーヨ音楽
チチカカ湖収録編
13:00 〔ガイド〕映画ガイド
アジアから新しい風「カンフーハッスル」
13:30 〔文化〕ペルーの文化
14:00 〔映画〕サウンド・オブ・ミュージック【再】(吹替)
16:00 〔ドラマ〕エル・チャボ
「チャボの恋人出現?」ほか
17:00 〔アニメ〕「キャンディ・キャンディ」「ドラゴンボールZ」
19:00 〔ドラマ〕ベソス・ロバードス(奪われたキス)
ステファニー・カヨほか
20:00 〔ニュース〕報道24時!
21:00 〔スポーツ〕サッカー中継
22:00 〔紀行〕「アレキパ/神秘の光と白い街」
0:00 〔バラエティー〕ラ・パイサーナ・ハシンタ
当局による「人種差別助長」の指摘を受け、放送中止の可能性あり
1:00 〔映画〕ジョーズ2【再】(吹替)


〔今日のみどころ〕19:00~ 「ベソス・ロバードス」パロマちゃんの貞操の危機! どう出る本命アレハンドロ――。授業が休みの午後、パロマ(ステファニー・カヨ)はバスに乗ってセントロ・コメルシアル(ショッピング・センター)へ買い物に行くことに。そこで強盗に襲われ、アレハンドロ(ファン・カルロス・ガルシア)にもらったブローチを盗まれる。一方、アレハンドロは例によって、ほかの女の子に鼻の下を伸ばしていた。
〔今日のみどころ〕0:00~「ラ・パイサーナ・ハシンタ」当局からの弾圧に、我々は反論する!!―― ニャ! ニャ! ニャ!(こういう風にしゃべる)インディオ系田舎者おばさん「ハシンタ」がリマに出てきて巻き起こすドタバタのバラエティーとして、一世を風靡した「ラ・パイアサーナ・ハシンタ」が、政府人権擁護官より「人種差別を助長している」との指摘を受けた。わが局としては、人種差別が実在することへの認識はあるが、番組の目的は、この現実を茶化すというものだ。かかる干渉は言論と思想の弾圧であり、断固抗議する! でも、もしかしたら、放送中止にするかも。最後の放送になるかもしれないので、見てね~。
(2004年、ミリオン出版の某雑誌に書いた)…

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